森の中のコートハウス
2014.12
緑豊かな住宅街に建つ別荘の様な邸宅。
杉板型枠による打ち放しコンクリートで敷地を取り囲み、左官仕上のキューブをその内部に並べることで「動」的な空間を表現した。一方で間口の広い敷地条件を生かした水平方向に伸びやかで安定感のあるファサードは「静」的な雰囲気を醸し出している。
竪格子や安山岩の敷石など和を想起させる要素をちりばめたアプローチを通る事で気持ちが落ち着き、安らかな気持ちで家の中へと導かれる。
内装仕上材としては主にウォルナットの床材、漆喰の塗料を用いた上で、LDKの壁には一部天然石をあしらい、木製の梁を現しとした。借景として取り込まれる敷地周辺の雑木林と相まって、まるで別荘で寛いでいる様な気分で時間を過ごす事ができる。