稲生の家
2016.2
幹線道路から1本通りを中に入った住宅地に建つコートハウス。
白い箱をズラして重ねたシンプルな外観であるが、2つの中庭を活かした奥行きの深い内部空間を内包している。
光に溢れたエントランスの先にはプライバシーに配慮した、LDKと書斎コーナーをL字型にレイアウトした。南側と東側の2方向へ中庭を据えることで、一日の太陽の動きとともに屋内の光環境は刻々と変化し、また視線の抜けが外部との一体感と開放性を強調する。
中庭を形作る壁はレフ板の様に太陽の光を反射して屋内へと届けてくれる。柔らかな光によって彩られる家族のための居場所。古くから建物が建て込んでいる一画にありながら、コートハウスだからこそ得られる開放感と安心感。
家族の成長を見守ってくれる優しい住まいが完成した。