越戸の家
2013.10
豊田市内の中心部からクルマで10分くらい離れた住宅地に建つコートハウス。
白いキューブを二つ重ねた形態がシンプルかつ変化に富んだ表情の変化生み出し、また合理的かつ豊かな内部空間の存在を示している。
玄関脇の三枚引き戸を開けると中庭のシンボルツリーが姿を現す。中庭がマチとイエの中間領域として、両者をゆるやかに繋ぎあわせる。
また中庭がアウトドアリビングとして空間を拡張し、壁によって切り取られたソラとイエが人と自然の繋がりを明瞭にする。ソラが見せる千変万化の表情はアート作品の様でもある。
施主の求める要素を全て盛り込んだ上で延床面積を25坪まで絞り込んだ住宅であるが、生み出された空間の広がりはその事が俄には信じられない程大きく、ゆったりとした時間が流れるおおらかな住まいである。